余ってるカード、お金になったらいいな②〜市場調査編
余剰カードでデッキを作成してお金にしよう
そのために戦場となるフリマアプリをリサーチしてみた。
下記三点を備忘録としてここにまとめておこうと思う。
⒈どういった出品がなされているのか
⒉それらはどういった層を対象としているのか
⒊取引実績はあるのか(需要はどの程度あるのか)
⒈どういった出品がなされているのか
①所謂テンプレート環境デッキ
→価格帯は1.5万〜
②コンセプトデッキ
※定義の揺れがあるが、ここでは高額カードを多数収録しているわけではないがきちんとデッキとして成立し勝ち筋があり、フリー対戦である程度遊べるものを指す。
→価格帯は3000〜6000円
③クラシックデッキ
※一部界隈で盛り上がっているらしい初期フォーマット限定構築戦用のデッキ
→価格帯は1000円程度のものから、プレミア価値のあるカード収録によってそこそこするものまで
④初心者向けデッキ
※高額カードを使わずに、あるいは枚数を絞って価格を抑えたもの。
→価格帯は300円〜3000円
⒉それらはどういった層を対象としているのか
①テンプレ環境デッキは中〜上級者向け、ある程度このゲームにのめり込んでいる人
②コンセプトデッキは初〜中級者向け、大会では通用しないけれどフリー対戦デッキのバリエーションを増やしたい人
③クラシックはクラシックするひと(雑)
④初心者向けはその名の通り初心者、あるいは始めようかな、復帰しようかなという方向け
⒊取引実績はあるのか(需要はどの程度あるのか)
需要(sold out率)は①>>③②④
という印象。初心者向けデッキは安くてそれなりに構築がしっかりしているものはきちんと売れており、寄せ集めのような紙束は売れ残っているようだ。
コンセプトデッキはテーマ次第というところか。デスザーク、墓地ソースとか過去環境デッキが5,000円とかだと売れてる
クラシックは内容のわりにまあまあ売れている印象。
●手持ちの余剰カードで参入すべきはどのジャンルか
→初心者向け〜コンセプトデッキ
別に引退するわけでもなく、転売屋になりたいわけでもないので、環境デッキパーツは持っておきたい。
余剰カードだけで大会に通用するデッキを構築できるわけがないので、①は候補から外れる。
③の時代のカードは実家にあるので今回は見送り。
となると消去法で②、④の2つ
●どういった層を対象にするか
→初心者、数年前引退復帰勢
余剰汎用カードで作成できそう。
●どのように売るか
→製品解説を誰よりも詳しく
見たところ初心者デッキ出品の多くはカード採用理由、デッキ内容、勝ち筋についての説明に乏しく、ゲームを始められないのではないかという印象を受けた。
転売目的でやっているなら当然のことだろう。TCG転売は薄利多売なのだから、ひとつひとつにそんな手間は掛けられない。
では、詳細な製品説明と改造案が添付してあればどうだろうか。
初心者の手が伸びるのではなかろうか。
という理念のもと、採用理由をきちんと説明できるような初心者向けデッキとその説明書を作成していこうと思う。
費用対効果?知らぬ
次回 価格設定編